環境省の平成28年度予算が平成27年度補正予算とともに公表されました。予算の全体像や重点施策、主要新規事項等の概要につきましては、環境省ホームページの「重点施策・予算情報」( http://www.env.go.jp/guide/budget/index.html)でご覧いただけます。 ここでは、平成27年度補正予算と平成28年度予算の中から廃棄物処理施設整備費関係の予算をまとめてご紹介したいと思います。 平成27年度補正予算と平成28年度予算を合わせますと、廃棄物処理施設整備費関係は総額約1,108億円となります。 内訳では、 ○「循環型社会形成推進交付金」は、一般会計分663億円及び東日本大震災特別会計分約109億円となりました。これに国土交通省(北海道・離島・奄美)と内閣府(沖縄)の計上分(環境省移し替え)の約52億円が加わります。 ○エネルギー対策特別会計の「廃棄物処理施設への先進的設備導入推進事業」は、約197億円と概算要求額よりも45億円増えました。なお、本予算の対象は、「改良事業」だけでなく「改良・更新」事業となりました。 ○「大規模災害時における災害対応拠点となり得る廃棄物処理施設の整備」につきましては、86億円と概算要求よりも大幅に増えました。 以上を表にまとめると以下のようになります。