○平成26年6月12日(木)午後に、企画運営委員会の施設見学会が開催された。 見学先は、福山リサイクル発電所(314t:RDF/dの能力)で、事務局を含め14名の参加があった。
(最近の動向についての施設との質疑概要)
平成16年に完成。全国のRDF発電施設としては最後の事業。事業者としては、順調な運営で成功事例と考えている。
三重での大事故があったので、RDFサイロの安全管理には十分な留意が払われている。
事業は事業期間15年の予定。その後の事業継続については事業縮小が多い中、福山では、まだ確定ではないが、事業継続の方向にある。その理由は、RDFのチッピングフィーが他事例に比較して高くないことにあるのではないか。現在のフィーは、毎年度、収支見通しから算定する方式であるが、約7000円/t程度。年間収入は約4億4000万円(年間7万トン受入)。
その背景には、売電収入の増加があり、毎年の運転経費を支えていることにある。
25年度の実績では、21億円の収入のうち、処理費が4億円、17億円が売電収入。
売電量は約9000万kWh/年。発電量は約1億700万kWh。
売電単価は、17円/kWhを超える。バイオマス分は約70%程度であるが、非バイオマス分も同じ程度に評価されて売れる。
(以下は、見学先と見学会の模様)