平成20年9月19日に、「20年度新処理技術施設見学会」が開催された。今年度の見学先は、北海道の北しりべし廃棄物処理広域連合の北しりべし広域クリーンセンター(施設規模:焼却炉197トン/日、灰溶融炉15トン/日、リサイクルプラザ73.8トン/5h)であったが、団長の田中先生(鳥取環境大学教授)以下16名の参加者があった。見学施設では、組合の事務局長はじめ担当の職員の方から最新鋭の「ストーカ炉+灰溶融炉」の稼働状況、周辺の方との協議体制、プラスチックごみの収集状況などを説明いただいた。なお、同施設の余熱利用施設である周辺市民専用の温浴施設は年間約1万人の利用で大いに活用いただいているとのこと。

以下は、見学施設と見学会の模様。

 
 
「北しりべし広域クリーンセンター」
「搬入道路(奥に施設の遠景)」
地元住民との合意で、時速30km以下で走行することがルールになっているとのこと。見学会の車も時速30km以下で走行
 
 
「会議室での広域連合の方から
   説明を受ける見学参加者」 No.1
「会議室での広域連合の方から
   説明を受ける見学参加者」 No.2
 
 
「ごみピットの状況」
炉が定期点検のため停止中であり、ごみがピットに大量に貯留されていた。(ごみクリーン操作は中央制御室から操作)
「機械室を窓から見学」
機器のメンテナンスの際に便利なように大型車両通行が可能となるような場内配置計画
 
 
「蒸気タービン発電室」
1990kwの発電容量


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