ご挨拶
日本環境衛生施設工業会(JEFMA)は、廃棄物処理のプラントメーカーが協力して、技術の向上や適正な廃棄物処理施設を供給することを通じて、生活環境の保全に寄与することなどを目的として、1962年(昭和37年)に設立され、60年余が経過しました。
振返りますと、この間、関係行政機関のご指導をいただきながら、施設の環境保全対策、廃棄物の減量・再資源化、高効率エネルギー回収など時々の社会ニーズに対して、技術の開発と普及を通じて、我が国の廃棄物処理に積極的に貢献してまいりました。一方で近年は、猛暑や豪雨が頻発して、地球温暖化の進行の影響を実感せざるを得ない状況となっています。こうした事態に対して、脱炭素、循環経済など次世代も見据えたサステナブルな社会を構築することが世界的な課題となっています。
当工業会は、こうした課題認識を共有しつつ、引続き技術力を向上・活用することにより、これらの難題に取り組むことが使命と考えています。
今後とも当工業会をどうぞよろしくお願いいたします。